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不老川緊急治水対策工事(大森調節池掘削工その4)

現在、急ピッチで作業が進んでいる不老川緊急治水対策工事(大森調節池掘削工その4)


大森調節池は、不老川の洪水対策のため治水基本計画(昭和58年)に基づいて掘られた調整池です。

既に開削された池には水が溜まったことにより、ヒメガマ、フトイなど多くの植物が繁殖し

鳥や虫、水中生物の生息地にもなっています。


集中豪雨などの局地的な出水により、河川の流下能力を超過する可能性のある洪水を河川に入る前に一時的に溜める

集中豪雨のピークはほとんどが短時間であるため、一時的に降水を池で受け止めた後、徐々に放流させ局地的な氾濫を抑える機能を発揮します。


この工事においては、3次元測量により掘削範囲及び掘削土量を明確に把握し効率よく作業を進め

運搬搬出車両は、自重計による過積載防止と使用燃料の不正等がないかを日々確認しております。


また現場で発生した掘削土は、他の現場へ造成の埋め立てなど再利用として様々な形で再利用されています。


施工現場では、常に自然と調和し、みなさんから喜ばれるような仕事を実行していきます。



三次元測量による現場運営



自重計確認による過積載防止対策の実施


自重計確認による過積載防止対策の実施


自重計確認による過積載防止対策の実施



現場運搬車両の標示

デジタル計測器による軽油調査 不正軽油の防止対策

デジタル計測器による軽油調査 不正軽油の防止対策


ここで掘削された土砂は埼玉県の久喜市まで運搬し再利用されています。

市道を挟んだ位置にある調節池です。

溜まった池底から自然と育つ植物や生き物

自然と調和したインフラ整備はこれからも創意工夫して実践していきます。






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